定期的に伺っているR・Tちゃん宅。
長らくお世話になっているK先生の門下生です。
お伺いするようになったのは、K先生のご紹介です。
「生徒のお家のピアノの調子が悪いらしいんだけど、見てあげてくれる?」
「ヘイ、合点承知の助でやす!」
ってな訳で伺う事になりました。
調子が悪いというのは、鍵盤の戻りが悪く次の打鍵が出来ない状態。
まあ、調律も酷かったのですが、鍵盤が戻らなければ、弾きにくいではなく弾けないと
言うことですので、そりゃぁ文句も出ますよね。
実際に見てみると、どうと言う事はなく普通に直せる状態です。
ちょちょいのチョイで直すと、ビックリされて「え!それで直ったんですか?」
聞かれました・・ハイ・・。
逆にこちらがビックリです。
「は?普通はこんなもんですが・・」と言うと、今まで来てもらってた調律師に、何度も
直してくれる様に頼んでたそうです。
「でも毎回直らなくて・・」
それで困って先生に相談したんだそう。
それまで頼んでらしたのは、地元の某楽器店の調律師。
若めの女性だそうです。
最後は上司だか先輩だかの男性調律師も一緒に来て、二人で直そうとしたのにダメだった
そうです。
何故直せない? その方が不思議・・
で・・・最後にその調律師の彼女が言い放ったそうです。
「ピアノと心が通じて無いから動かないんだと思います!」
どしぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
調律師がそれを言うかぁぁぁぁ?????
その言葉、そのまま彼女に返したい。
「お前の心が通じて無いから直らないんだよ!」