2010年9月17日金曜日

皆野の演奏会

毎年、この時期に伺う皆野の演奏会。
西武秩父駅のちょっと先です(秩父鉄道で4つ目かな?)
ピアノはヤマハのフルコンがありますが、これがかなりのツワモノです。
本来なら即オーバーホールが必要な状態。 でも稼働率がめちゃくちゃ低いので、そんな経費は掛けられないってな感じで毎年何とかごまかしごまかしでやって来ました。
ハンマー(弦と叩く丸いフェルト)が完全に死んでいます。フェルトが柔らか過ぎてボコボコで、年々鳴らなくなっています。
弦もほとんど死んでいるんですが・・・・

今回は、弟子の小僧が同行出来ません。(てめぇ!二度と連れて行かねぇからな!!)
帰りの運転手がいないので、前日入りで泊まりです。
何で自分で運転しないのかとの声が聞こえてきそうですが、運転手がいないと打ち上げで飲めないからです。それにホールに6時入りって、絶対に電車じゃ間に合いませんからね。


ホール側からオーバーホールも依頼されそうもないので、今回は必殺技を繰り出そうかと思います。
最後の手段、硬化剤です!
ハンマーのフェルトを薬品を使って固めてしまうのです。
本当の事を言えば使いたくないのですが、背に腹は代えられないかと・・・
使用するのはsteinwayの硬化剤。
さてさて、どんな結果になるやら・・・
ピアニストのKちゃん、楽しみにしててね~~~

2010年9月5日日曜日

26歳のポリーニ

最近手に入れたレコード、ポリーニのショパン。
1968年の録音です。ポリーニ26歳。1960年、18歳でショパンコンクールに優勝した時、審査委員長だったルービンシュタインが他の審査員に向かって「この中に彼より上手く弾ける人がいまか?」と言ったというエピソードは有名です。
普通であれば、そのまま演奏活動を続けるのですが、コンクール直後にコンクールの本選で演奏した1番のコンチェルトを同じ指揮者とオーケストラでレコーディングした後、「私には他にも勉強する事が沢山ある」と言って、一切の演奏活動を止めてしまいました。10年間の沈黙の後、再デビューしてからの活躍は御存知の通りなので、今更言うまでもありません。
で、このレコードですが、年代的に一時引退していた時の演奏と言う事になります。演奏会はしていなかった(公には)のに、レコーディングはあったんですね。
プログラムはオールショパン。

ポロネーズ5番
ノクターンOp.27-1、2
バラード1番
ノクターンOP.15-1、2
ポロネーズ6番「英雄」

素晴らしい演奏です。今のポリーニは個人的には好きではありませんが、再デビューした頃のショパンのエチュードは最高のエチュードだと思っています。ストラヴィンスキーのペトルーシュカなど若い頃のポリーニは名演に事欠きません。
このアルバムは更に生気に溢れていて、聴いているだけでワクワクして来ます。確かに荒削りな感もありますが、有無を言わせぬ音楽の推進力。
何故この時期にもっとレコーディングしてくれなかったんだろうって、今更ながら思います。
アルゲリッチのショパコン後に録音したショパンのソナタが、何故かお蔵入りになって何年か前に再販されましたが、それなんかも後にレコーディングした演奏より全然良いですから。
ポリーニ本人には思う所があったんでしょうが、ホントにもったいないですよね。

2010年9月4日土曜日

満足

時々行く、もといしょっちゅう行く地元の寿司屋さん。国立朝日通りにある「千成寿司」!
昨夜も行って来ました。
気さくで落ち着けます。とにかく楽しく飲んで食べて、ついつい長居してしまうお店なんです。
それに何たってリーズナブル!!!
寿司屋でカウンターに座って安心出来る店はそうはないでしょ?(金持ちは別として・・・)
味も安心だし!
まずは生ビールから始まって、散々飲んで食って良い気持ちで歩いて帰れる。
最高です。
生きたクルマエビなんぞも格安で食べられます。
カウンターには親父さんと息子のけんちゃん、それにおかぁさんと3人で切り盛りしています。
お昼に時々手伝っているけんちゃんの奥さん(カワイイ!常連にもファン多数)
アットホームな雰囲気です。
国立に来た時は、ホントお勧めの店です(別に回し者じゃないですよ)
ボトルは365日入っています。ジョニー・デップで・・
絶対に勝手に飲まないように!
ちなみに今日も行って来ました・・・・ハハハ